今回から、1次対策スタンダードシリーズと題して、1次試験の学習法についてお伝えして行きます。
以前の記事で、最短合格の基本的な考え方やアプローチについて提案させて頂きましたので、記事を読んで頂いた事を前提として進めていきます。
過去記事
第一回目の今回は、まず、経済学の学習の進め方をお伝えします。
経済学は1次試験の1科目目です。
ここでつまずくと、1次試験の突破が不可能になってしまいますし、あまりに出来が悪いと次の試験科目にも影響を与えますので、重要な科目ですね。
経済学って、どんな科目?
経済学は、ミクロ経済学・マクロ経済学の2つに分類されています。
ミクロ経済学では規模の小さな経済(個人や企業)を分析し、マクロ経済学では規模の大きな経済(国単位など)を分析する事になります。
ミクロ=小規模 マクロ=大規模
経済学は一般的に取っ付きにくい学問のため、苦手とする受験生が多いのが特徴です。
本試験の難易度は年度によってバラバラで、得点を稼ぎにくく、努力と結果の費用対効果が低いと言われています。
覚えなければいけない用語はそれ程多くはないのですが、とにかく様々なタイプのグラフと接する事になり、グラフの意味を理解できないと合格点に届きません。
経済学の試験対策は?
まずは動画でインプット!
試験対策のアプローチは、通勤講座を受講している方は、動画でインプットする事が基本です。
グラフや表が頻繁に出てくるため、テキストを読むよりも効率的に理解できるからです。
アウトプットの方法は?
インプットの後は、問題を解いてアウトプットをしましょう。
過去問を解くのも有効ですが、高難易度の過去問は、理解するのに時間がかかるわりに出題頻度が低いので、捨てる覚悟が必要です。
全ての問題が解けるようになる必要はなく、「基本的な論点は絶対に落とさない。」というスタンスで学習するのが効率的です。
私の場合は、経済学は特に苦手だったため、通勤講座の過去問でアウトプットを繰り返し、直前期は毎日触れるようにしていました。
中小企業診断士 通勤講座
あまり学習時間がとれない時は、通勤講座の「学習マップ」も有効に活用しました。
オススメ&参考書籍
通勤講座だけではなく、市販の過去問を活用するのもオススメです。
売れ筋は、TACの過去問です。
高難易度の設問、D,Eランクの設問は、費用対効果は低いので、A~Cランクの設問を優先して、A~Cランクの設問を確実に正解できるようにするのが基本的なアプローチです。
直前期の対策は?
基礎を疎かにしないように学習しましょう。基本問題を落としてしまうと、足きりの可能性が高くなってしまいます。
得点を稼ぎにくい科目のため、基礎をしっかり固めて、40点以下の足切りは絶対に回避しましょう。
まとめ
難しい科目ですが、勉強を始めた時、分からない時が一番辛いんです。
「勉強は、やればやる程、楽になる。」
どんな科目でも問題が解けるようになると、興味が湧きますし、得意になってきます。
最後まで、諦めずに頑張りましょうね!
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