私の自宅は中小企業診断士の受験会場から遠いため、本試験の前日に何度かホテルに宿泊した事がありますが、ホテルを利用して失敗してしまったことも・・・。
今回の記事では、「中小企業診断士本試験の前泊で神経質な受験生が体験したホテルでの失敗談とは?」についてまとめました。
中小企業診断士本試験の前泊で神経質な受験生が体験したホテルでの失敗談とは?
会場から近いホテルがほぼ無い・・・
私は毎年、名古屋地区で受験していました。開催年によって会場は異なりましたが、その当時名古屋地区の会場として指定されていたのが「中京大学 名古屋キャンパス」。この会場の最寄りのホテルは、かなり少なく、最寄りのホテルは「サーウィンストンホテル」(現 ストリングスホテル 八事 NAGOYA)のみ。
こちらのホテルは、結婚式場としての利用も多く、受験票が届いた時に予約を開始すると全室満室の状態・・・。運よく予約ができても、1泊20000円以上と高額な部屋しか空いていない時も多く、出費がかさみました。
諦めて他のホテルを探すこともありましたが、サーウィンストンホテルの次に会場から近いところは2駅くらい離れていたりと、「前泊するのにさらに電車移動って・・・」と面倒な思い出もあります。
照明が暗すぎる。机が狭すぎる。
ホテルで前泊する場合、もちろん前日や試験当日には、ホテル内で勉強をすることが多くありましたが、勉強用の学習机が設置されているホテルってあまりないですよね。特に、なるべく安いビジネスホテルを利用しようと思うと、学習机が設置してある部屋なんて、まず見つかりません。
そのため、テレビの横の限られたスペースで勉強することになり、若干ストレスを感じていました。また、ホテルの照明も暗めに設定されており、勉強にはかなり不向きです。希望者には電気スタンドを貸し出してくれるホテルもありましたが、ちょっと手間がかかるので、それすらも面倒に感じました。
突然のホームシックを経験・・・
家族と離れてホテルで過ごすのが久しぶりだったのですが、テスト前は、特に不安感が高まりやすく、慣れない場所で過ごしていると、孤独感が余計に高まりました。普段は、子供の寝顔を見ながら癒されることも多かったため、受験前日にホームシックを経験する事に・・・。
ある程度大人になってからのホームシックはかなり恥ずかしいですよね・・・
枕・ベッドがあわない
自分はただでさえ神経質なのですが、慣れない枕やベッドだと、全く寝れなくなってしまう事もありました。
ホテルに宿泊した時は、ほぼ寝つきが悪く、せっかく眠りについても真夜中に目を覚ましてしまうことも多かったです。
その時は使わなかったのですが、お気に入りのパジャマ・枕などをしっかり準備していくのもアリだと思います。
冷房が弱すぎた・・・
1次試験が開催されるのは8月なので、真夏です。そんな時期にホテルに宿泊していれば、常に冷房に頼りたくなってしまいますが、冷房が弱すぎるホテルもありました・・・
フロントに連絡し、「冷房が弱すぎるのでなんとかなりませんか?」と問い合わせたものの、「全館空調になっており、操作する事は不可能です。」との回答。暑くて寝付けない状態が続く最悪の経験でした。
しかも、そのホテルに2泊する事が決定していたため、2日とも寝不足の状態で受験することになってしまいました。
夜中3時に火災報知機誤作動
慣れない環境で、なかなか寝付きにくい状態でしたが、ベッドに横になり、ようやく寝付くことができたのも束の間、夜中にサイレンの音で飛び起きる事になったことがありました。
フロントに問い合わせると、「火災報知器の誤作動です。安心してください。」との回答でしたが、脳が驚いてしまい「全然安心できないよ・・・」とバッチリ目が冴えてしまう事に。
その時のホテルは、以降2度と使用することはなくなりました。
まとめ
受験会場が自宅から遠い場合、ホテルを利用する事により、移動時間が少なくなり、寝坊や遅刻のリスクが減ります。
私が本試験に合格した年度には、一度もホテルに宿泊する事はなく、自宅から本試験会場に向かって受験する事になりました。私のようにちょっと神経質な方だと、枕やベッドがあわず、あまり眠れずに受験する事になってしまいますので、そうしたリスクを考えながら、前泊するかどうか?を吟味されると良いと思います。
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