引き続き、1次対策スタンダードシリーズと題して、1次試験の学習法についてお伝えして行きます。
以前の記事で、最短合格の基本的な考え方やアプローチについて提案させて頂きましたので、記事を読んで頂いた事を前提として進めていきます。
過去記事
今回は、企業経営理論の学習の進め方をお伝えします。
企業経営理論は1次試験の3科目目です。
この科目も、2次試験との関連が深い科目です。
企業経営理論って、どんな科目?
企業経営理論は、タイトル通り、企業経営のための体系的な学問です。
「社長が経営理念を持って、企業を起こし、戦略を立案して経営を行っていく」ために必要な知識を学びます。
2次試験との関連が深いため、得意科目にしたいところですが、費用対効果が高い科目ではありません。
理由は、設問の問われ方が複雑で、「国語力のテスト」と言われるような問われ方をするためです。
企業経営理論の試験対策は?
まずは動画でインプット!
試験対策のアプローチは、通勤講座を受講している方は、動画でインプットする事が基本です。
この科目も、テキストを読むよりも動画の方が効率的に理解できます。
アウトプットの方法は?
インプットの後は、問題を解いてアウトプットをしましょう。
通勤講座を受講している方は、すぐに過去問を解いてみてください。
設問の問われ方に驚かれると思います。
解答を導くために、国語力が必要になります。
設問を繰り返し解いて、「本試験の特有の言い回し」に慣れましょう。
この、「言い回し」に慣れる事が重要で、基礎知識を問う問題は少ないため、問題集等はあまり有効ではないと思われます。
オススメ&参考書籍
通勤講座の過去問を繰り返して、しっかり定着したら、市販の過去問に手を広げるのも有効だと思います。
売れ筋は、TACの過去問です。
最短合格のための第1次試験過去問題集
過去問完全マスター
過去問完全マスターの過去問は、10年分の過去問が収録されています。
前年度科目合格者等、時間にゆとりがある方にオススメします。
直前期の対策は?
とにかく過去問を繰り返しましょう。
私の場合、
①ひたすら過去問を解く。
②分からない所はテキストで調べる。(テキストは、辞書として使う。)
というやり方が有効でした。
まとめ
企業経営理論は、2次試験と関連が深い科目です。
1次対策のみを意識すると、学習が思うように進まず、心が折れそうになってしまうかもしれませんが、2次試験を意識しながら学習を進めると、学習も楽しくなってくるはずです。
最後まで、諦めずに頑張りましょうね!
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