中小企業診断士資格の取得を決意し、学習を開始しても「なんだか続かないなぁ・・・」と途中で諦めてしまう方も多いです。
難関資格だけあって「試験範囲が広すぎる・・・」「何度受験しても受からない・・・」と挫折する方も多いですが、それを乗り越えなければ合格することができません。
今回の記事では、「中小企業診断士の試験勉強を継続する5つの方法とは?」についてまとめました。
中小企業診断士の試験勉強を継続する方法とは?
合格目標と学習計画をしっかりたてる!
今年の本試験で1次試験と2次試験に合格する!
具体的な合格目標を立案したうえで、学習計画を立てないと、勉強を続けることは困難です。
学習を始めるのが1月からなら、
「1月は「経済学」の学習を一通り終える。」
「2月は「経済学」の復習をしながら、「財務」の学習を一通り終える。」
「3月は「企業経営理論・・・・」
と、試験日から逆算して学習計画を立案する事が重要です。
そして、長期的な計画だけでなく、1日~1週間単位の短期の計画を毎日立案して学習に励むこともポイントです。
働きながら中小企業診断士試験の勉強をしている受験生が多いと思われますが、仕事中に勉強していたら上司に怒られるので、「仕事中に学習計画を立てる」のも一つの手です。
チートデイを設ける!
筋トレを行うトレーニーの間で話題の「チートデイ」。チートデイは「ダイエット中でも好きなものを食べていい日」というものですが、受験生にも応用可能です。
私も、毎週金曜日をチートデイとして設定し、「今週金曜日は勉強しないで遊びに行く!」「金曜日はyoutubeを見ながら、ながら勉強OK!」という事をしていました。
普段は仕事から帰った後も、夜遅くまで勉強していましたが、一週間のうちに1日だけでもチートデイを設定しておくと、学習にメリハリがつき、他の曜日に勉強に集中する事ができます。
バラエティ番組を見て、爆笑するのも良いですし、ジムに行って筋トレするのも◎。
複数年合格を目指す!
合格体験記を見ると、短期合格する受験生が目立ちます。特に気になるのが、「1年以内の合格者」。
「受験を開始する段階で既に財務については仕事で学んでる」とか、「仕事してないから、1日に12時間以上勉強できる」とか、1年以内の受験生にはそんな受験生も含まれていそうですが、1年以内の学習で合格する受験生は、25%前後と言われています。
「1年でこんなに勉強しなくちゃいけないの?絶対に無理!!」と諦めてしまうのは本当にもったいないです。
75%の受験生は、複数年受験で合格しているという事実を再認識して、計画的に複数年合格を目指すのも有効です。1次試験では、科目合格の制度も設定されているため、科目合格を利用して合格するのも〇。
1年目 4科目合格「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」
2年目 3科目合格「経済学」「財務」「中小企業経営・中小企業政策」
3年目 2次試験合格
最初から複数年計画を立案し、こんな計画で学習を行っていくのも全然アリです。
手軽に学習するための工夫をする!
「机に向かって勉強する時間がない・・・」。社会人の方だと、こんな受験生も多いはず。
そんな方には、勉強するための工夫が必要です。例えば、「通勤時間にスマホで講義を見る。」「スマホアプリの問題集をする。」「試験当日に振り返るファイナルペーパーを作成し、何度も繰り返し確認する」というように。今はスマホにも、いろいろな学習アプリが準備されていますので、アプリの活用もオススメです。
私は、テキストをコピーして持ち歩き、カバンの中に入れたり、トイレに貼ったりしていました。また、通勤時間中に確認できるように、コピーしたものを車のハンドルに貼り付けて、信号待ちの時に確認していました。運転中に凝視するのは危険すぎるので、絶対にやめてくださいね。
資格を取った後の未来を想像する!
資格を取った後の未来を想像することも、学習を継続するためにオススメです。
「資格を取ったら、コンサルタントとして独立したい!」「資格を取ったら、コンサルファームに転職して、コンサルを行いたい」「コンサルタントとして今の職場環境を改善したい」と具体的な未来を想像することは、モチベーションアップにつながり、学習意欲を向上させる効果があります。
私が受験生の頃は、NHKのプロフェッショナルを見ながら、「この人の経営理念ってどうなんだろう?」とか「この人がクライアントになったら、どんな提案ができるのかな?」と、想像し、モチベーションをあげていました。
まとめ
学習計画を立てる事は、受験に必要ですが、厳しすぎる目標は、かえって逆効果になる事もあります。
チートデイやアプリの活用をしながら、合格までの道のりをうまく乗り越えましょう。
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