診断士試験に最短で合格する方法とは?!
中小企業診断試験に合格するには、合理的な判断力が必要になります。
これは、1次試験で、設問の中から不適切な選択肢を消去して、適切な選択肢を選ぶ時もそうですし、試験の最中に「どの問題から解いていくか?」という順番を選ぶ時もです。
もちろん、場合によっては残り時間を考えて、解かない問題を選ぶ時も同じです。
2次試験でも同様に、設問から読むのか?与件から読むのか?1問目から順に解くのか?2問目から解くのか?
解かないのか?・・・・・
ひたすら判断力を問われ続けるのです。
試験中だけでなく、試験勉強の最中でも同様です。
無計画な勉強が良い結果を生まない事は、先人からも学べますし、あなたも過去の経験から分かると思います。
合理的な判断を下す事ができない人間は、受からない
これは極論でもなんでもなく、
診断士の資格を取得している合格者であっても、
資格予備校の講師であっても、
誰も否定しない事実です。
というわけで、
今回は試験合格のためのアプローチについて考察していきたいと思います。
中小企業診断士は難関国家資格
言うまでもなく、中小企業診断士は難関国家資格です。
1次試験の合格率は、毎年約20%。
2次試験の合格率は、毎年約20%。
1次試験の合格者は翌年1次試験を免除できるため、
明確な合格率を計算する事は困難ですが、
単純にこれを掛け合わせると、
合格率は約4パーセントになります。
とにかく難関であり、簡単に合格できない資格である事は間違いないですよね。
自称短期独学合格者ってどんな人?
そんな、合格率が極端に低い診断士試験の勉強を開始すると、
たまに、「独学で1年で合格しました!」「独学で半年で合格しました!」
っていう記事を見たりする事がありますよね。
こういった方を、ここでは、「自称短期合格者」と呼ばせていただきますが、
半年の学習で本当に合格する事ができるんでしょうか?
それを紐解いていくために気になる疑問点が2つでてきました。
まず1つめが、
①自称短期合格者は、知識的なバックボーンについて全く詠っていない点。
ものすごく重要な事ですが、誰も指摘しませんし、自称短期合格者も言いません。
ですが、受験勉強を始める前から知識レベルが合格者レベルだったら・・・
例えば、一流大学を卒業し、そもそも知的レベルが高い人。
他の難関資格保持者。
MBA保持者。
コンサルタントを生業としており、仕事そのものが診断士試験対策の勉強になる等。
これは、アスリートで言えば、身体能力が極端に高い事と同じです。
もう1つの疑問がこちらです。
②自称短期合格者がどんな学習環境なのか不明瞭である点。
これも、ものすごく重要ですが、誰も指摘しませんし、自称短期合格者もあまり言いません。
例えば、一日中勉強ができる学生。
接客以外の時間はすべて勉強に使える自営業の方。
等です。
これは、またまたアスリートに例えると、
スポンサーが惜しみなく資金を供給し、
常に最適な練習環境を整えてくれて、
1日中練習のみに専念できる環境にいるのと同じです。
つまり、知識的なバックボーンが秀でている とか、
学習環境が圧倒的に有利な受験生
であれば、
独学で、かつ半年での合格は可能かもしれません。
ですが、私のように、
会社員で、
なんのバックボーンもなく、
残業に追われて帰宅も遅く、
毎日2時間程度の勉強しかできない人間には、
独学で半年や1年で合格する事はほぼ不可能です。
③奇跡が起きる事もある。
本試験で奇跡が起きる可能性もゼロではありません。
1次試験はほとんど理解できなかったけど、
適当にマークした解答が全問正解。
2次試験もたまたま記載した解答の方向性があってて合格できる、
「まぐれ合格。」の場合。
こんな「まぐれ合格」の可能性が起きる事を否定する事はできないですが、
「まぐれ合格」なんて宝くじに当たったようなものですし、
知識レベルが低くて、後々恥ずかしい思いをすることになると思います。
そもそも独学でテキストを理解できますか?
TAC出版から出ているスピードテキストは大変分かりやすいテキストだと思いますが、
かといって、
誰が読んでも分かるように書かれている訳ではありません。
中小企業診断士 最速合格のための スピードテキスト (1) 企業経営理論 2019年度本屋さんにも置いてあって、手に入りやすいですけど、やっぱり初学者には難しいです・・・
理解できないところが出てきたら、
理解している人から分かりやすく教えてもらう方法が、
手っ取り早く、
理解も強烈に深まります。
ですが、独学だとそれはできません。
TACのスピードテキストはテキストとしては優秀ですが、
人間が理解するために最適な方法は、「本を読む事。」だけでは足りないんです。
人から分かりやすく説明してもらったり、
図や表を参考に映像としてみたりする事により、
知識はどんどん深くなっていくのです。
そして、長期的な記憶になっていき、
やっと、試験中に使える記憶になっていきます。
予備校に通いたいけど・・・
大手予備校の受講料は?
今までの話をまとめると、私のようになんのバックボーンもなく、テキストを読んでもあまり理解できない場合、資格専門学校や予備校に通うべきです。
ですが、
診断士試験対策予備校は、かなり高額です。
業界大手のTACだと、初学者が申し込む場合、1時試験対策と2次試験対策セットで約25万円~30万円。
その他オプション講義等を受講すると、年間40万円なんて話も聞きます。
簡単に手が出る金額ではありませんよね。
自宅の近くに予備校はありますか?
都心に住んでいる場合は問題無いですが、地方出身者には、予備校に通う通学時間がネックになってしまいます。
業界大手のTACの診断士講座を受講できるのは下記校舎のみになります。
関東:新宿校・池袋校・渋谷校・八重洲校・立川校・町田校・横浜校・大宮校・津田沼校
関西:京都校・梅田校・なんば校・神戸校
仙台:仙台校
名古屋:名古屋校
広島:広島校
福岡:福岡校
「東京にいくつも校舎を作るなら、私の地元にも作って欲しい!」
と言う声が聞こえてきそうですが、地方に住んでいて受験予備校に通う場合、
片道1時間や2時間かけて通学しなくてはいけなくなるかもしれません。
その時間を勉強時間に当てれないと、他の受験生と差がつきますし、かなりもったいないですね。
コスト、効果を加味した合理的な学習方法ランキング!!!
では、ここで、
コスト・効果を加味した合理的な学習方法ランキングをお伝えします。
3位 独学
コスト ☆☆☆
効果 ☆★★
最もコストがかからないのが、この方法です。
自称短期独学合格者ってどんな人?で触れましたが、
「知識的なバックボーンが秀でている」
「学習環境が圧倒的に有利な受験生」
「くじ運がめちゃくちゃ強い強運の持ち主」なら合格を勝ち取る事は可能かもしれませんが、
短期合格を目標にする場合、最もオススメできない方法です。
目先のお金に目を捕らわれて、その年の合格を逃してしまったら本末転倒ですよね。
2位 通学
コスト ☆★★
効果 ☆☆★
コストと通学環境が許されるなら、独学よりも遥かに現実的な合格の方法です。
講義に出席してインプットを行い、答練によってアウトプットを行う事で理解を深めて行く事ができます。
講師にすぐに質問ができるなど、サポートを受ける事ができるのは魅力的です。
講師の力量が合格率を左右する!
はっきり言いますが、講師の当たり・外れは、合否に影響を与えます。
講師の能力によって講義の品質にバラつきが生じる事は多々あります。
特に、2次試験対策に関しては、同じ予備校の講師でも、
「講師によって言ってる事が全然違う!」
なんてことはよくあります。
不親切な講師やアルバイトの講師だと、
気軽に質問ができなかったり、
質問に答える能力がなかったり、
サポートを受ける事ができない事もあります。
勉強のモチベーションも下がりますし、通学するメリットが低下してしまいます。
本当に通う価値はある?
通学するためには移動の時間がかかりますし、
交通手段を利用するとさらにコストもかかります。
移動の時間が勉強時間のロスに直結する場合、他の受験生に差をつけられてしまいます。
「高額な費用に見合った効果を得られるのか?」を合理的に見極める必要があります。
1位 通信教育
コスト ☆☆★
効果 ☆☆☆
インターネット環境やスマホの普及により、通信教育は進化し続けています。
大学や高校、義務教育の現場でもオンラインでの授業が当たり前になってきています。
通学に比べ、どこでも講義を受けれるのは強みになりますし、
スマホで使える便利なツールもたくさん存在します。
そして、「通学よりも価格が安い!」なんて事が当たり前になってきているため、
中小企業診断士の受験勉強に利用しない手はありません。
通信教育は、通学とは違い、その学校で一番優秀な講師が講義を行うことがほとんどです。
そのため、講師の当たり外れは通学に比べて低いので、安心して講義を受講することができます。
では、この結果を踏まえて、最新の中小企業診断士のおすすめ予備校・通信講座比較ランキングを発表させていただきます。
中小企業診断士のおすすめ資格学校・通信講座比較ランキング!!!
第3位 資格の学校TAC
コスト ☆★★
効果 ☆☆★
第三位は、業界大手の、「資格の学校TAC」です。
大手だけあって、講座は充実していますが、費用はその分高めです。
1次対策と2次対策をセットで申し込む場合、30万円弱になります。
通学、通信どちらも対応していますが、通学でも通信でもあまり価格は変わりません。
そして、「通信講座ならではの講座やツール」といったサービスがないのが難点です。
第2位 中小企業診断士ゼミナール レボ
コスト ☆☆☆
効果 ☆☆★
診断士の受験予備校として、突如名乗りを上げたのが、
「診断士ゼミナール レボ」です。
「レボ」は通信講座専門の診断士受験予備校です。
もちろん1次対策、2次対策に対応しております。
そして、どちらも、「テキスト・問題集・動画講義」が標準装備です。
通信専門校なので、スマホやタブレットがあればどこでも勉強ができてしまいます。
そして驚くのが、価格です。
1次2次試験対策のプレミアムフルコースが、
なんと、「49,800円」となっています。
大手受験予備校の値段が30万円と考えると、
6分の1程度の費用で受講できます。
第1位 中小企業診断士 通勤講座
コスト ☆☆☆
効果 ☆☆☆
ランキング第一位は、「スタディング 中小企業診断士講座」です。
以前は、通勤講座(KIYOラーニング)の名称でしたが、
「通勤講座」⇒「STUDYING スタディング中小企業診断士講座」に生まれ変わりました。
スタディングも、レボと同様に通信講座専門の受験対策予備校です。
早速、その中身を確認してみましょう。
インプットは、ビデオ・音声講義から!!!
初学者の場合、いきなりテキストを読み進めても、分からない事だらけで理解できない事が多いと思います。
時間効率が悪いですし、最悪、挫折する事にも繋がりかねません。
やはり、テキストを読むよりも、まずは講義を受講してインプットから始める方が効率的です。
通勤講座は、
ビデオ・音声による講義を受講する事ができ、効率よく学習をスタートできます。
音声だけでも十分理解できる!だから、どこでも学習ができる!
通勤講座のビデオ・音声講義は、テキストがなくても成立するよう設計されています。
また、問題演習も音声により設問が問われ、設問を見なくても、問題演習を行えます。
つまり、スマホやタブレットがあれば、
どんな場所でもインプット&アウトプットを行えます!
標準速度で学習し、復習の時は倍速で!
講座には、標準速度版と倍速版があり、予習復習時の時短に役立ちます。
初学者は、まず標準速度で大枠を把握してインプットを行い、
あまり理解ができなかったら、標準速度で何度も聞いてみる。
少しずつ理解できるようになったら、
倍速で復習を繰り返して、知識を定着するのがベストです。
何度も繰り返して聞く事で、理解が深まり、長期記憶として定着していきます!
記憶フラッシュですぐにアウトプット!
1つの単元を終えると、
チェックテスト(記憶フラッシュ)と言うミニテストを行う事ができ、
講義で聞いたことを、すぐにアウトプットできる仕組みになっています。
1次試験では、各科目40点以上かつ、平均点数60点以上が求められます。
苦手な分野の記憶フラッシュを集中的に聞くことにより、
苦手科目を無くして、合格率を高める事ができます。
学習マップで復習!
覚えるべき内容を体系的に整理し、ビジュアルに表した教材です。
テレビ等のマスコミでも話題になった「マインドマップ」を有効に活用した教材です。
たった1枚のページを見る事によって、莫大な量の情報を整理して、復習し、記憶することが可能になります。
他の中小企業診断士対策予備校では扱っておらず、この教材も通勤講座独自の教材だと言えます。
通勤講座のテキストは、オンライン版テキスト!
スマホやタブレット、パソコンさえあれば、どこでもテキストの確認や問題演習ができます。
テキストをプリンターで印刷して、紙媒体の冊子にする事も可能です。
何度も繰り返して見る事で、長期記憶に定着し、本試験で使える知識になります!
希望者には、冊子版のオプションもあります。
結局、通勤講座の良いところってどこ?
以上を踏まえると
通勤講座は、視覚、聴覚に触れる学習を意識して作られていて長期記憶に残りやすい!
スキマ時間を有効活用でき、学習効率を高める工夫が施されている!
というところがポイントです。
スタディング中小企業診断士講座の価格は?
スタディング 中小企業診断士の価格が、こちらです。
ミニマムコース
1次基礎講座+2次基礎講座
¥49,980スタンダードコース
ミニマムコース+通勤問題集+過去問セレクト講座
¥59,980コンプリートコース
¥79,980
スタンダードコース+直前対策講座+通勤模試+Q&Aチケット7枚
一番高額なコンプリートコースを申しこんでも、8万円程度です。
大手予備校が30万円程度だと考えると、約6分の1~4分の1程度の価格です。
大手と比較するとかなり安いですよね。
不合格になったら・・・
あまり考えたくはないですが、
100%の合格なんていうのは、どんな予備校でも保証してくれません。
しかし、万が一不合格になった場合でも、
通勤講座は翌年以降のフォローが万全です。
ミニマムコース ¥13,980
スタンダードコース ¥15,980
コンプリートコース ¥19,980
上記の金額で再受講できるため、受験費用の埋没コストが極端に低いです。
さらに、合格者にはお祝い金として10,000円を進呈するなど、うれしいサービスもあります。
スタディング=旧通勤講座は、すべての受験生にオススメできる!
通勤講座には、他の受験予備校にはない、優れた特徴が多数あります。
それを一言でお伝えするなら、
「スキマ時間を有効に活用でき、費用対効果が高い点!」
です。
移動中でも、待ち時間でも、トイレの中でも、ちょっとした時間を有効に活用できるのは、他の受験生に対してアドバンテージになります。
逆に、あなた以外のすべての受験生が通勤講座を受講していたら、あなただけが他の受験生に差をつけられる可能性だってあるのです。
以上を踏まえ、「おすすめ予備校・通信講座比較ランキング第一位は」、
「スタディング=旧通勤講座」
になります。
まとめ
今回は、「中小企業診断士のおすすめ資格学校・通信講座比較ランキング」を発表させていただきました。
通勤講座は、私も受験生の頃にお世話になりました。
実際に受講してみて、
「受講しておいて良かった~~。」と思う事が大変多かったです。
本試験でも、記憶フラッシュの音声を思い出して、問題が解けた事が何度もありました。
「勉強を始めたばかりの初学者の方」や、
「努力しているけど、なかなか結果が出なくて困っている方」、
「忙しくて勉強時間が全然足りない」
こういった方は、是非検討してみてくださいね。
スタディング 中小企業診断士講座
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