引き続き、1次対策スタンダードシリーズと題して、1次試験の学習法についてお伝えして行きます。
以前の記事で、最短合格の基本的な考え方やアプローチについて提案させて頂きましたので、記事を読んで頂いた事を前提として進めていきます。
過去記事
今回は、経営法務の学習の進め方をお伝えします。
経営法務は1次試験の5科目目です。
2日目の1時間目の試験です。
「暗記3兄弟」なんて呼ばれている科目です。
経営法務って、どんな科目?
経営法務は、会社経営に関わる法律を学ぶ科目です。
試験対策としては、「会社法」と「知的財産法」の2つの分野が重要になります。
民法など他の分野は、試験範囲が広く、得点が取り難いため、この2つの分野を徹底的にマスターする事が効率的です。
暗記の要素が強い割りに、平均点が乱降下するため、対応が難しいです。
H30年は難易度が高く、受験生全員に8点加点する得点調整が行われた事も大きな話題になりました。
経営法務の試験対策は?
まずは動画でインプット!
試験対策のアプローチは、通勤講座を受講している方は、動画でインプットする事が基本です。
この科目も、テキストを読むよりも動画の方が効率的に理解できます。
アウトプットの方法は?
インプットの後は、問題を解いてアウトプットをしましょう。
通勤講座を受講している方は、問題集や過去問を解いてみてください。
覚える事が多いですし、細かな論点を問われる事も多いです。
例えば、
特許の有効期間 出願から10年
意匠権の有効期間 登録から10年
いつからなのか?何年間なのか?など、問われ方も1通りではありません。
細かな論点の確実な記憶が必要になります。
オススメ&参考書籍
マンガで学ぶ知的財産管理技能検定
マンガでうかる知的財産管理技能検定
私は知的財産にかなりの抵抗があったので、入門としてマンガを購入して読んでみました。
体系的な理解が深まり、非常に有効でした。
TAC 第1次試験過去問題集
通勤講座の過去問が解けるようになってきたら、市販の過去問を解いてみるのも効果的です。
TACは5年分の過去問が収録されています。
直前期の対策は?
経営法務は、「試験時間が足りない!」なんてことはあまりない科目です。
そのため、冷静に設問を判断する力が必要になります。
基礎をおろそかにしないで、通勤講座の問題集や過去問も活用して、基礎固めをしましょう。
この科目は、通勤講座の記憶フラッシュが有効でした。
まとめ
経営法務は、暗記する事が大変多いです。
また、本試験も難易度が安定しません。
ですが、この科目から逃げる訳に行きません。
これを乗り越えたら、残り2科目。
最後まで、諦めずに頑張りましょうね!
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