中小企業診断士の受験生にとって、学習を継続することは非常に重要ですが、「たまにはテレビでも見たい!」という気分になる事もありますよね。
私も受験中は、時間があればなるべく学習時間にあてるように気を使っていましたが、たまには息抜きも兼ねて、テレビを見る事も。
ですが、「バラエティ番組とかだと、罪悪感が残っちゃうし・・・」という声も多く聞かれます。
そんな訳で、今回は、私が中小企業診断士の受験時代にチェックしていた「受験生にオススメのテレビ番組」を記事にさせていただきます。
中小企業診断士受験生にオススメのテレビ番組5選!
プロフェッショナル・仕事の流儀(NHK総合)
「プロフェッショナル」は、様々なジャンルで活躍するプロフェッショナルに焦点を当てて、密着を続けるドキュメンタリー番組です。
普段、気にも留めないようなジャンルのプロフェッショナルの仕事っぷりに驚いたり、仕事に対する信念を知って襟を正したりと、ビジネスに直結した番組だけに、中小企業診断士の受験生にとっては定番の番組だと思います。
そして、スガシカオさんが歌われる kōkua「Progress」が名曲ですよね。私も受験生時代に、この曲にどれだけ救われたか分かりません。
個人的な神回は、2017年放送の「豆腐の神様」山下健(やましたたけし)さん。そして、2019年「芸能事務所トップコート社長」の渡邊万由美さんの回が強く印象に残っています。
カンブリア宮殿 (テレビ東京系列)
NHKのプロフェッショナルは、個人にスポットを当てているのに対し、こちらは企業にスポットを当てたドキュメンタリー番組。
今更ですが、冠スポンサーは天下の「日本経済新聞社」です。
それぞれの企業の戦略を知れたり、企業が実際に抱えている問題や、具体的なソリューションを学べたり、2次試験の受験生にはかなり勉強になります。
個人的な神回は、2018年放送の浅野撚糸さんの「エアーかおる」の回。
廃業寸前だった浅野撚糸が、取引先から、お湯に溶ける「水溶性糸」を紹介され、この糸を使い「世界初の撚糸」を誕生させる。その後、地銀から紹介された三重県の老舗タオルメーカー「おぼろタオル」に協力を依頼。廃業寸前同士の企業がタッグを組み、奇跡のタオルの開発に成功する。
と、簡単にまとめてみましたが、十分、事例問題になりそうなクオリティですよね。
ドキュメント72時間 (NHK総合)
1つの場所で72時間(3日間)定点観測を行うドキュメンタリー番組です。
特定の場所にスポットを当てたところが、他のドキュメンタリー番組と大きく違います。「なんでこんな所に人が集まるの?」「どんな人たちが来てるの?」「どんな理由できてるの?」と、普段私たちが気になっても聞く事ができない人達に強引にカメラを向けるNHKのスタッフの姿勢に脱帽します。
ドキュメント72時間は、大好きな番組なので、神回も多いですが、個人的な神回は、2017年「宮崎 路上ピアノが奏でる音は」です。
テーマ曲になっている、松崎ナオさんの「川べりの家」は、流れた瞬間涙が出そうになります。
SWITCHインタビュー 達人達
異なる分野のスペシャリスト同士が対談を行う番組。
スペシャリスト達の信念や仕事に対するこだわりに感動したり、異なる職業同士の共通点に気付いたり、対話によって化学反応が起きる瞬間に興奮したりと、ドキュメンタリー番組や単純なインタビュー番組とは違う番組構成が最高です。
新美の巨人たち(テレビ東京)
元々、私はアートに疎かったのですが、少しでもアートに慣れ親しんでいくために視聴を開始しました。
建築物、工業デザイン、ポスターなど、普段見逃してしまっているアートの歴史、意味、作者の生き様など、深すぎるアートの世界を分かりやすく伝えてくれる番組です。
こちらも神回が多いので、選ぶのが難しいですが、印象に残っているのが、キース・ヘリング「踊る二人のフィギュア」。そして、作者不詳「鳥獣人物戯画甲巻」です。
まとめ
なるべく、ビジネス的な趣向の強い番組を中心にしましたので、テレビを見た事による罪悪感は少ないはずです。
是非参考にしてみてくださいね。
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